電子書籍の市場規模、2018年度はどのくらい?電子書籍の市場規模について考える!

2018年度電子書籍の市場規模は?

2019年1月、「全国出版協会・出版科学研究所」から2018年の出版市場規模が発表されました。紙の本と電子書籍の市場規模は全部で1兆5400億円。あなたはこの数字をどう考えますか?今回は電子書籍の市場規模の言葉の意味について、また電子書籍の市場規模に影響を及ぼしているのはどんな本なのかを調査してみました。電子書籍の市場規模について知りたい方は、今回の記事を参考にしてみてくださいね。

電子書籍の市場規模とは?

そもそも電子書籍の市場規模とは何なのでしょうか?「市場規模」という言葉をあまり深く考えたことのない方も多いではないでしょうか?まずは電子書籍の市場規模という言葉の意味を調べてみました。

市場規模の意味は?

まず「市場規模」とは何なのか。市場規模というのは経済学用語の一つで、商品や業界の市場の大きさを表します。もっとかみ砕いて説明すると「商品がどのくらい売れたか」ということになります。

電子書籍の市場規模はどうやって調べているの?

市場規模の調べ方は各省庁や各業界団体、それと民間の調査会社が調べているデータを基に算出されるのが一般的です。電子書籍の市場規模は冒頭でも触れましたが「全国出版協会・出版科学研究所」が、出版業界の調査研究機関であるとされているようです。

電子書籍ビジネス調査報告書2018年のまとめは?

「電子書籍ビジネス調査報告書」を聞いたことがありますか?「電子書籍ビジネス調査報告書」は2003年から毎年発行されているもので、日本の電子書籍市場についての成長をまとめた調査報告書です。「電子書籍ビジネス調査報告書」は2018年で16年目を迎えており、閲覧はインターネットで検索すれば誰でも可能となっています。

ちなみに「電子書籍ビジネス調査報告書」の2018年度版は114頁とやや長めですが、電子書籍市場について知りたい方には役に立つことは間違いありません。たとえば出版業界などへの就職や転職を考えている方などは目を通しておくといいでしょう。

「電子書籍ビジネス調査報告書」の2018年では、電子書籍の定義と市場規模から始まり、国内の電子書籍ビジネスの最新動向についての調査結果がまとめてあります。また米国の電子書籍ビジネスの最新動向についても触れているので、日本だけではなく国外の電子書籍についても勉強になるはずです。

「電子書籍ビジネス調査報告書」の2018年の後半では、電子書籍のサイトごとにも最新動向や概要がまとめてあるので、今利用している電子書籍サイトがあれば覗いてみるのもおすすめです。

電子書籍の市場規模2018年度はどのくらい?

今度は電子書籍の市場規模について詳しく見てみましょう。2018年の電子書籍の市場規模はどのくらいあったのでしょうか?

  • 紙と電子書籍の市場規模の2018年は全部で1兆5400億円
  • 2018年紙の書籍の市場規模は1兆2921億円
  • 2018年電子書籍の市場規模は2479億円

◎紙の書籍市場規模の2018年の内訳は書籍が6991億円(前年比2.3%減)、雑誌が5930億円(前年比9.4%減)

◎電子書籍の市場規模の2018年の内訳は電子コミックが1965億円(前年比14.8%増)、電子書籍(文字)が321億円(前年比10.7%増)、雑誌が193億円(前年比9.8減)

公益社団法人 全国出版協会・出版科学研究所
https://www.ajpea.or.jp/information/20190125/index.html

電子書籍の市場規模から分かること

こう見てみるとデジタル化が進んでいるとはいえ、まだまだ電子書籍よりも紙の市場規模の方が多いということが分かります。

しかし前年比で見ると2018年の電子書籍の市場規模はどんどん増えてきています。本離れが進んでいるとはいいますが、本を読みたくなくて本離れが進んでいるわけではないように思えます。忙しい現代人には本を読みたくても、本屋まで足を運ぶ時間がない。また一冊当たりの本も高く、読みたい本に手が出ない若者も中にはいるはずです。

電子書籍の市場規模が増えているのはその結果の表れなのかもしれません。電子書籍なら本屋まで足を運ぶ必要がなく、一冊が安く売られている場合が多いです。つまり紙の本の市場規模が減った分は、そのまま電子書籍へ市場規模が移行しているとも考えてもよさそうですね。

電子書籍の市場規模を占める2019年上半期コミック売上ランキングは?

電子書籍の市場規模を左右している書籍はどのようなものがあるのか気になりますよね?電子書籍の市場規模を押し上げているのは、やはり売上の多い本。そこで今度は電子書籍の売上ランキングを見てみましょう。2019年上半期のコミック売り上げランキングをご紹介します。

【2019年上半期コミック作品別売り上げランキング】

2019年売り上げランキング第1位:ワンピース

 

2019年売り上げランキング第2位:約束のネバーランド

 

2019年売り上げランキング第3位:キングダム

 

2019年売り上げランキング第4位:僕のヒーローアカデミア

 

2019年売り上げランキング第5位:五等分の花嫁

 

電子書籍の売上ランキングの中であなたが気になる作品はありましたか?

電子書籍の売上ランキングを見てみますと、コミックでは人気の作品が上位にランクイン。

そしてコミック部門の1位や書籍部門にランクインしている書籍は、お金や仕事に関するものばかり。

またこのような売上の多い電子書籍が市場規模を動かしているのは言うまでもありません。。

市場規模が拡大していく電子書籍、まだ電子書籍を使ったことがない方におすすめの電子書籍サイトは?

電子書籍の市場規模は今後も拡大していくことが予想されます。

そこで今度は電子書籍を使ったことがない方におすすめの電子書籍サイトをご紹介します。

数ある電子書籍サイトの中でも、初心者向けの電子書籍サイトは「モビぶっく」です。

モビぶっくはアプリではなくウェブで電子書籍を楽しむものなので、スマホなどの容量が重くなるのを避けたい方におすすめ。

最新の漫画やメディア化された作品まで、幅広く取り扱いがあるので多くの方が楽しめます。

サイト内もジャンル別や作者別に検索もでき、初心者の方でも使い勝手がいいと評判です。

電子書籍の市場規模についてのまとめ

いかがでしたか?今回は電子書籍の市場規模についてご紹介しました。私たちが本屋や電子書籍ストアで何気なく手にしている本。一冊一冊は少額でも全体規模で考えると、電子書籍も市場規模に大きな影響をもたらします。

今後はただ読書を楽しむだけではなく、紙の本や電子書籍の市場規模について考えてみてはいかがでしょうか。

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