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出版社から見た電子書籍のメリット&デメリット!電子書籍に消極的な理由

出版社から見た電子書籍メリットとデメリット

目次

電子書籍が主流になった今、出版社側はどんな取り組みをしているのでしょうか?昨今書籍はデジタル化が急激に進み、書籍を紙で読む時代ではなくなってきました。出版社が紙の本から電子書籍に移行するにあたって、どんなメリット・デメリットを感じているのか。また、出版社が電子書籍に消極的な理由や、今後電子書籍はどうなっていくかをまとめてみました。

出版社側から見た電子書籍のメリット

電子書籍の普及は、気軽に買えたり安く買えるなど消費者にとってメリットの方が大きいですよね。では出版社側目線では電子書籍についてどんなメリットを感じているのでしょうか。

出版社側の電子書籍のメリット①在庫を抱えないで済む

出版社が電子書籍を扱うことによって紙の本を管理する場所や本を販売するための本屋などが必要なくなってきます。紙の本は在庫が必要になるので、在庫切れや絶版などの可能性も出てきます。在庫を管理する場所や本を販売するための書店のコストもかからないので出版社側のメリットと言えるでしょう。

出版社側の電子書籍のメリット②国内の本も世界に発信できる

電子書籍であれば、ネットを利用することによって書籍の輸出入の必要がなくなり、手軽に世界に発信できるのもメリットと言えます。また、新書であっても家に届くまでのタイムラグもないので、国内の本でも世界の人にすぐに読むことが可能です。

出版社側の電子書籍のメリット③印税率が紙の本より高い

紙の本の場合、印税率は出版した紙の本の売上げの10%が著者に渡るというのが一般的な目安となっています。電子書籍の場合、印税率は35%になるので電子書籍の方が印税率はかなり高くなります。ただし、紙の本は本が一冊も売れていなくても刷った部数分著者に印税が入ります。電子書籍は実際に売れた分の印税しか入らないので、売れなければ印税も入ってこないということになります。単純に印税率だけを考えると出版社側にとってはメリットと言えます。

出版社側から見た電子書籍のデメリット

出版社側が電子書籍化になかなか前向きになれないデメリットもあるようです。電子書籍化の需要はある反面、出版社側の本音についてまとめました。

出版社側の電子書籍のデメリット①利益がでにくい

電子書籍の場合、紙の本より定価が安いのが特徴です。そのため電子書籍は紙の本と比べて10%~20%くらいの割引率で販売されているのが一般的です。また、キャンペーンやポイント制度などを導入することによって30~40%以上の割引率で販売されているものもあります。紙の本に関しては中古でない限り、割引もあまりされないので出版社側として電子書籍は利益が出にくくデメリットとなります。

出版社側の電子書籍のデメリット②出版作業に手間がかかる

紙の本は、原稿さえあれば後は紙に印刷さえすればすぐに市場に出すことができます。電子書籍の場合はデータの容量やレイアウトの複雑さにより電子書籍するまでかなり手間がかかります。元々ある本を全て画像化すれば簡単ですが、データ量が莫大な量となり重くなってしまいます。紙の書籍を電子化するために電子フォーマットに変換する作業が出版社としては余計な手間となるのです。電子書籍にするまでの手間やコストを考えると出版社側としてはデメリットのほうが多いようです。

出版社側の電子書籍のデメリット③著者の権利が曖昧

本の内容によっては著作権者の許諾を得る必要があります。電子書籍の場合、図版が多いものになると権利処理がコストに関わってきます。権利処理に更にOCRスキャンなど電子書籍にするための製作コストが更に加わるので、電子書籍化が難しい本もあるのだとか。電子書籍の売上げが製作コストを上回らなければ出版社側も電子書籍化には前向きになれないのでデメリットと言えるでしょう。

出版社は電子書籍と紙の本どっちが利益あるの?

出版社としては電子書籍と比べて紙の本の方に利益があります。電子書籍の場合、書店などのマージンや人件費などのコスト削減はできます。しかし、電子書籍を作る上で電子フォーマットに変換する手間にかかるコストや電子書店へのマージンを考えても紙の本の利益の方が上回ります。また、まだまだ前世代には浸透しておらず、じわじわ広がっている段階の電子書籍では利益もなかなか見込めないのが現状です。出版社側もビジネスなので、利益の見込めない電子書籍に積極的に取り組めないのも理解できますね。

出版社が電子書籍に消極的な理由

続いては出版社が電子書籍に消極的な理由について。なぜ出版社は電子書籍に消極的なのでしょうか?

出版社が電子書籍に消極的な理由①著作権処理の手間

電子書籍に対して出版社側が消極的な理由としては、本の内容によって電子書籍化するのに著作権の処理の手間が挙げられます。

出版社が電子書籍に消極的な理由②契約の問題

紙の書籍の契約をした際に電子書籍の契約が同時にされることがなく、それぞれ別の契約を交わす必要が出てきます。そのため著作権の処理同様に、紙の書籍を電子書籍化するための契約をまた交わさなくてはいけなくなり、手間に感じているということもあるようです。

出版社が電子書籍に消極的な理由③電子書籍の認知度が低い

出版社が手間をかけて紙の本を電子書籍化したところでまだまだ電子書籍の認知度が低いために利益が見込めないのも電子書籍に消極的な理由と言えます。

このように本を出す出版社側が電子書籍に消極的であることで、なかなか電子書籍の普及が追いつかない悪循環が起きているのです。

出版社の電子書籍の今後の取り組み

電子書籍の普及は年々上昇してきているので出版社側としても新たな取り組みは迫られています。出版社に消極的であっても世に出回っている本を電子書籍化していく方向で取り組まなければならなりません。電子書籍がより普及していくことによって、出版するコストや販売単価は下がるので利益も出すことができるでしょう。ただ、懸念されるのは電子書籍化が普及することによって価格競争が起こり、電子書籍の販売単価が下がるので電子書籍の価値が下がってしまうことです。電子書籍化の付加価値を上げることも今後の取り組みになります。電子書籍ならではの「音声読み上げ」「電子書籍の口コミの書き込み」「検索機能」「ポイント付与」など電子書籍を利用する価値を上げることが出版社側の新たな取り組みになります。

まとめ

電子書籍は消費者側としてメリットが多いからこそ、ここ数年で利用者が多くなってきています。ただ、出版社側からすれば電子書籍化にあたってまだデメリットの方が多くあるため消極的になってしまっているのも事実です。ただ、電子書籍化は今後も進んでいくので出版社側もデメリットばかりを嘆くのではなく、メリットに目を向けて取り組んでいかなくてはなりません。電子書籍が今以上に普及することで出版社側にも利益が出て、著者のより良い作品を作るモチベーションも上がり、消費者みんなが読書をより楽しめるような取り組みに期待したいですね。

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